かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

日記

砕かれた草

一年以上お会いしてない方から 砕かれた草という 本が贈られてきた 茶道をはじめ 西洋的な、キリスト教の観点から日本の文化についてかかれたものだった 茶室や床の間は私は謙遜という言葉を 彷彿させる その最たるところは 粉にした茶をのむというところだ …

herbs

隠れロックであることは髪結の友にはばれている ヤローとクローブは魔除け 隠れることをやめる みためと中身のギャップがないという オーダーをした いつも髪型でなくこんな風に 話をきいてくれる人 柔らかい人ではない やさしい人ではないという 決意表明の…

本の中の人

本が読めないはずだ わたしは本の中の人だったのだ 記憶力はあまり良くないが 本の中の人が本を読む設定ならば 本を読むであろうが 本の中の人は それどころではないほどに 船の中にいるように 波の上に揺らされて おおうみのときも 凪のときもあっただろう…

命を装う

・ 冬に口紅をかいました 多くの朱から店員さんに選んでもらう ルージュ(イタリア語で確か赤) よくかんがえてみると このように赤い色の口紅を 手に入れるのは初めてかもしれない 慣れない感じで口紅をつけると 紅をさしている、と二人からいわれました 紅…

定点観察

きっとここは わたしのなにかに とてもたいせつな なにかに触れる場所だ と 思う 若いときは いつもそれをさがしていた とても探すように 動いていたとおもう いつのまにか 同じ場所に住み続け 家庭という心地よさを 味わい 庭を耕す整える日々 整えられてい…

大切

もし わたしから 言葉や文字や いろいろな記録のものが きえてしまったとしても 魂の記録まで 消すことはできない わすれようとされても けされようとされても もしかすると なまえまで わからなくなっても 刻んだ大切な記憶 大きく刻む 大きく切るように 刻…

傘さして

晴れた日には すぐにはこまらぬが 雨の日には ずぶ濡れになる いつのまにか 晴れた日に日傘はもてど 雨の日に傘を持ち歩かなくなった ずぶ濡れになっているのに 傘を刺しなさいよ、と 心がずぶ濡れになったとき いわれた おひさまが出ている時の 傘と あまぐ…

この世はつまらない

あおむしあお というちいさなお話があり こどもたちに春のはじめのこの季節にきかせる 蝶になる前のあおむしは 地を這い、たびたびとんでくる 自由な蝶たちをみあげてはあそぼうと 問いかけるが けれどみなそこにはとどまらず 踊りに、あの木までいくのよ、 …

letter わたしからわたしへ

わたしからわたしへ (前略抜粋) 空虚になったとき どうにかしようとして 誰かに会ったり 何かで埋めようとして わたしは私の中の人とむきあえたかな (わたしはわたしに言わねばなるまい) だいすき 愛してる わたしがわたしにいう 大切な言葉 特別な存在 …

room

クリスマスというと わたしはいちばん最初のクリスマスを 想像する 神の御子のイメージとはうらはらに 馬小屋の決して衛生的ではない場所で マリヤは普通ではない状況環境で出産しようとしている 寄り添うヨハネもまだ経験値の低い若い青年 社会的にもおおや…

霜降

昨日 Liveの前に連絡がとれなくなっていた 友の死を知る 生きている不思議 死んでいく不思議 随分とあってなく 一月に連絡をとって その後返事がなく 病気というのは きいていて しんどいのやろうと そのままになっていた 共通の友人が 何か虫の知らせをかん…

千の地球

ここのところ 毎日朝歩くというプログラムに参加している。 本当に感謝で、 朝歩く、というのは ずっとやりたいことであり、 最初は大変だったけれど いつのまにかルーティン化され 1か月、毎日歩くことができて 何よりもそれが自分への 誕生日プレゼントだ…

戻すのか還るのか

最近 ルーツをさぐっている気がする。 鳥が羽をおとしたくらい 偶然的で けれど必然のように 飛び込む言葉 key wordを つなげてはつなげては そこに何か解釈したり それがまたとびたっては 誰かのところに また羽が落ちる。 ちゃんとピンでとめることも もし…

mirror into the life,creation

ちいさなあなと思って近づくと それはわたしの目 ちいさな鏡にうつる私の目 白い部屋の中にだれかが目を薄めてる だれかがたったら やっとみえる儚い天から垂れる細い細い糸 上の方で光のミラーがきらりとみえる 隣の部屋にいる 2人のちいさなちいさなうごか…

親和性

どろどろの、もう潜っていたいような はずかしさがとてつもなくおとずれてくることがあって また姿を隠そうとしたい衝動に駆られるとき 歩いていると田んぼの水張りの水面が 風で鳥の羽のようにさざめいたのです。 なんてことのない ただそれだけのことなの…

ペットボトル

ペットボトルというのは 高校生の時分は輸入食品店で買うもので 山登りでなんて便利なんだろう!とおしゃれな後輩が発見して一緒にそれを持って登っていたのです。 当時はエバニューの水タンクという昭和なデザインの、小さくならないかさばるものに2リット…

かつて繋がっていた月のしずく わたしの手のひらに ときおり おもいださせるかのように ぽたりとこぼれる 、、、、、、、、、、、、 keyword手のひら/こぼれる/まわる/6 .絵 @ichiichi_a 言葉 @chisakokita ....月曜から数えてはにほへ木曜keywordからお…

分解と組立

分解の哲学 捨てられた端材で椅子そういう感じで捨てるものを探してそこからまた再生 手を動かすことは捨てられた感情をまた再生していく作業だということに気がつく ばらばらの感情やおいてけぼりのファッションあなたわたし あつめてはまた離れていく 捨て…

何度と重ねては欠けていくのだろう

満ち満ちているものがときはなたれていく のが満月であるのなら 欠けている 欠けきっている そのみえない月は 満ちていくための 月 かけている そして また満ちていくとき 満ち満ちて また欠けていくとき 幾度と重ねてはかけていくのだろう 重ねては また か…

3.11

あのときの感覚と似てる。 毎度というか今回はどうも 感覚がおかしい。 このご時世というのもあるけれど 三月の水を、汲みにいく。 いかなければ。 そういう設定にした。 Antonio Carlos jobin 聴き慣れたメロディには 心象風景 枝もあれば小道もある 水たま…

糸をたどる

いろんなことをごまかさずに隠さずに表す時代だ、行動する時代だという人がいて そうはいっても、、、と 習慣としてどうしても霧に隠してしまう。 自分でもなにが私の意図なのかわからないときがある。 でも意図していく、表していくと本当に実現していくよ…

大きくしみわたってるようで一点のこと

非暴力コミュニケーションに詳しい友だちが(ちゃんとこちらからきいてほしい、といわなくても予定が二か月も前から決まってる奇跡) こないだの私自身の感情の取り扱いについて いろいろな感情の名前をみながら 話をする。 先日あなたの内面にあるとおもう…

かさぶた インク 土

分厚いかさぶたがあると言われて(ちさちゃんその中で怒ってるよ、ばーか、ばーかと言っている)といわれ (なんもいってないのにそんなことがわかるのか!!)怒りをとにかく身体の外に表明した方がいいとすすめられ、誰にもみせない、いつものブログに下書…

霧の中に生きる

いつだったか紙の余白さんという紙の研究されている方と話したとき 滋賀でも紙をすいておられる方が今でもおられるといっていたのだけれど そこはうちからほんとうに近いところだった まだそこには訪れたことはない 私が住んでいるところは山を切り崩してい…

たびすることば13

iris rainbow.虹はくうに映るだけでなく山肌にさえ透き通って彩られることを知った昨日 虹の素はやはり光とそして土からの何かなのだろうと推測する春に咲こうとしているあのIrisもそうやってひとの測り知れない仕組みによってあの冬に眺めた色をたずさえて…

たびすることば12

.Right/Lightfor new world 右手(right )のしていることを左手に知らせるな それくらい自分のしている「よき」ことはわたし、ではなく光に照らすいかりも、ひかりに照らす ただしさをひかりに照らすい.は、かりものになりただしさは(right)はひかり(lig…

感じて染める

もう私の子どもの頃、 親は味噌を作るなんてことはしてなくて 祖母が作ってたりしていたのをぼんやり覚えているだけ 自分で家のことをしはじめたときに 近所に住んでいた今はなき友が作ろうよと 教えてくれた あの時の麹はどうだったんだろうか 記憶はないけ…

たびすることば9

. しるし 徴 標 印 . とびだしてきたことば 風景からうきだしてきたなにか それがひとつでなく ふたつにたようなものが でてきたとき それはしるしなのだ あなたへのメッセージ 風がふくとき 星がみえる瞬間 何もないまっさらの空 ひがのぼる前の音のない時…

たびすることば8

.first light. 冬至冬が至るとまた光がふえる光は増してはまた静かに減っていく いにしえの人々がその光の影に刻みを入れたようにわたしも節目節目になにか刻みを入れよう 積み重なってきたひとびとの知恵や知識の層はしっているけれどそれとはべつに あたら…

たびすることば4

.grace Graceの文字がめがねにみえた Graceの眼鏡からものごとをみる かけてみて気づく数々の恵 一日のおわりわたしは恵を数えるありがとうをいうために人も出来事もその素敵な眼鏡でみてみるそれは俯瞰してみるのと似ている2つのレンズからみえるそのかた…