かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

2016-01-01から1年間の記事一覧

'p'ayforward

ペイフォワードという言葉があって、たしか映画にもなってたけれど、自分が受けたものをその人にお返しするのでなくて違う誰かに次はギフトしていく、、 おととい息子の誕生日で餅つきのイベントで少し年上のPくんから本をもらっていた。 https://www.kurume…

要石もしくはkeystone

川があって、そこがいかにも美しくみえたとしても、その周りはどうか、みんなにとってそこは住みよい環境なのか、どうか考えて川の中の大きな石を少しずらす。ほんのすこしだ。 そうすると、山からの水の流れがよくなって、おのずと川の上の方にある山辺の植…

お題より

今週のお題「私のブログ・ネット大賞2016」より http://sallygarden.hatenablog.com/entry/2016/11/19/094433 こうやって以前にもかいたのだけれど、 日々流れる音楽は選ばないと疲弊してしまう。たくさん音源はあるけれど、落ち着きたいとき聴くのは限られ…

乃東生

夏枯れ草、乃東生とかいて、 なつかれしょうずとよむ。 冬至の前の候をいうのだそうです。 枯れ草を刈って土にのせる 果樹畑になるところに枯れた竹や枝を脈のようにおく 先日そんな作業をさせてもらったあと冬至はいつだったか、としらべていたらこの旧暦の…

茶会

どうして私がお茶に惹かれるのか。 心開く瞬間が本質的なものに出会うとある、と思います。 ☆今朝また茶の花が咲いているのをみて思い出した話。 息子は旅の途中で私の古い友人の家にしばらく滞在させてもらっていた。友人の家は福岡の糸島というところの素…

おさなごのように

池末みゆき先生のライアーコンサート 子守り歌をいくつか弾きますよ、と仰った中に私が以前息子にきかせていた、一緒に歌っていた曲があった。 ○ちゃんといっしょ、○ちゃんといっしょ♫ 舌足らずな歌い方で歌詞もこどもの名前をいうだけのそんな簡単な替え歌…

ヤベツの祈り

とてもマイナーではあるけれどヤベツという人が聖書の中に登場します。 ほんの数行だけなので詳しくはわからないのですが、出生がとても大変だったようで名前もかなしみ、という意味なのだそうです。 けれどもヤベツはそこに甘んじない。 わたしをおおいに祝…

player in the life

神は細部に宿る 一点一点ペンを打つように置くように描いていく点描ワークショップ、絵描きの友人と一緒にいったのだった。彼女は日頃から描いているのもあってさすがにのみこみもできあがりも素晴らしいのだけど、彼女のいうところの一点、一点が完成である…

必然の一致/偶然の一致/coincident

音楽仲間が最近たくさん曲を作っていて仲間の2人とも歌詞をつくるとき曲が2番3番となったとき、一番の歌詞に伴って韻をふんでいく。 その感覚は日本語だけじゃなくて英語なんかでもそうで多分万国共通の感覚なのかもしれない。 私はそういう作業は得意じゃな…

hug

大学時代にとてもとてもお世話になったS先生、アメリカのマイノリティスタディていうのもあるけれど、ハグをする、っていうことをアメリカだけじゃなくて帰ってからもするようにしようと、と影響を受けた先生。 日本にどっぷり浸かっているとシャイな習慣の…

living/live/生きる場所

ここ数年ずっと聴き続けている 家で何度きいてもきいても飽きない。 我が家の床や壁にも染みてるんじゃないだろうか もちろん私にも ようやく昨夜base for rest でliveをはじめてきく機会を得た 「音に灯す」 生でなければ音楽を聴けなかった時代を想像する…

共時性

synchronicity を日本語に訳すと共時性、という 家族になった人、友人、遠くなった関係もあるけれど、時空すらも超える中に、共に時をすごす感覚をもつときがある。 たいていが良きことにだけど、むしゃくしゃした気持ちに私がちょうど数日前なったときにそ…

宵ノ空二光舞ウ

Stillroomhttp://cstillroom.exblog.jp/23263829/ 久野村優子さんのビオラと毎回ゲストの変わるroom。 今回は古い友人の末富央記くん。 銀河鉄道の夜が9章ということで、今回は5章から 銀河鉄道の夜のイメージ 宵ノ空二光舞ウ という央記くんのオリジナルが…

書を捨てて旅に出よ、書を携えて、

書を捨てて、、と謳ったのはたしか寺山修司。 それはどういう意味? 旅には本は不可欠だけれど?と思ったものだ。 今朝、起きてうかんだことば。から連想する。(朝浮かぶことは夢の中のふるいにかけられた言葉だと思っている) 私がつけくわえるなら、 書を…

アンジュール

昨日学生時代の親友と数年ぶりに電話で話した。 ふとおもいだすのは、アンジュールという絵本をくれたO いまどうしている? わたしより連絡をとっていただろう電話の友にきくがもうかれこれ5年以上は音信不通だとか。いま新宿にいるとかいないとか。最後にき…

逆立ちする

友人と久しぶりにゆっくり話したとき、毎日逆立ちをするという話をしていた。 ほんとうは逆立ちの姿勢がほんとうなのかも? 逆子っていわれる産まれ方は足から産まれてくる。 ということは逆立ちって 全てをひっくりかえしているようで本来の姿に戻っている…

与えることはなくなることではない

今回園のバザーで短いお話を憶えて素語りさせてもらいました。 読み聞かせでよむのとちがって体にも言葉を落としこむ作業のなか、このグリムの星の金貨というお話を何度となく反芻した。 ちいさな貧しい女の子は歩いていく中で出会う人、出会う人にどんどん…

breathing

10月1日 私の父親がなくなって早6年。6年前、父親と理由があって会わなくなって8年が経とうとしていた秋口、私は精神的に結構きつい状態にありました。その状態になにかしら原因とか、理由づけすることはできるけれど、もしかしたらそういう父親のことを無…

鐘の音

いつもより早く目が醒めると、遠くの方で鐘の音が聴こえてくる。 その安堵感は一体どこから来るのだろうかごおん、という鐘の音。すっと屋内でもすすき野原で1人ただずんでいるような気持ちになる。 (鐘の音に導かれて、憧れて教会に行きはじめた、とはつめ…

共に在ること

自動的にときはすぎていくけれど、共に在りつづけることは自動的にはすぎていかない。静かなときもそうでないときも、幸せな気分のときもそうでないときも、笑ってるときもそうでないときも。 居続けることができるのは本当に本当に感謝な事だ。

go straight/in a silent way

何もみえない暗がりの中に入っていくいかに視覚にたよっていたのか、よたよたしながら入って声と壁をたよりにたどりついて、しばらく暗闇の空を視る。なにもみえないみつづけるなにもみえない それが みえるようなきがしてくる もしかして明かりがつきはじめ…

山、星、月、海

明るみに山をみては星を思い、 海をみては月を思うくらがりに、 星をみては山を思い、月をみては海を思う月は海を照らしてる星は山に流れていく ならば私のこころよくらいときにこそ流星がごとくの一筋の光をおもいおこせ明るさの中に 月の光を想いつつ漆黒…

地下通路

草の根、って言葉があるけれどもっと深く、地下通路があるのではないか、と思うときがあります。ここと、ここがすごく遠いのにさっとつながっている感覚。一見、異なるものやむしろ真逆に感じる物や人とシンパシーを感じる。であった瞬間、道が貫通している…

止まり木

向田邦子さんの部屋の棚にはたしか「う」とかいた抽斗があった。美味しいものの情報をいれておくひきだし。ショップカードとか、おてもとなんかの店名なんかが書いてあったんじゃないかと記憶する。いくらネットやなんかの検索があったとしてもその根っこに…

与えられているものを

むかしの話だけれど20歳になったとき、高校の社会の先生から選挙行ってね、と電話があった。 当時、誰にいれても何も変わらない気がして、入れません。とえらそうにいった。いま思えば当時の先生はいまの私くらいだ。いつからいくようになったのだろうたぶ…

過去からの手紙

ここのところ忙しすぎて、自分を満たす作業を忘れ気味/自分はいなくてもいいかのようにもっていってしまう、ああよくないなあ、人の為になにかすることも心からでなかったら意識的にシフトダウンしよう。。なんだか周りがキラキラしてみえてて、しゅんとして…

言葉を知る

詩人の工藤直子さんのお話を昔ききにいったとき、なるほど、とおもったことがあった。他人の詩であろうと、自分がその詩の意味を知り、感覚を共有することができたらその詩はあなたの詩だ、と。小説であれ、音楽であれ、それを書く側は共感する種をまいてい…

an

春に高松港から豊島という島に渡るのに待合室にいったらにこやかなおじいさんたち数人をお見かけした。大きな待合室の横に療養所の事務所をみつけここにもあるんだ、と心に留めながら旅から帰った。高松港からすぐの大島という島に国立青松療養所、というと…

お気に入りの、早川ユミさんの本を梅仕事の前にひっぱりだしてみる。 たいていの場合それ以外のことばをいただくのだけれど。 見守る。放置でも干渉しすぎでもなく。自分のやることを淡々とやりつつ。 今日は暑くなりました。 水やりもしよう。 こどもは種の…

起き、島

一度行くことがひらかれると縁ができるということなのか ここ1年の間に4回目の琵琶湖の中の島。沖島。 なにかとよばれている。 今回は野生の茶の木があると、友人企画の茶摘みに参加してきた。 沖島の山が好きなのよ、とにこにこしたおばあちゃんが前日にも…