かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

おりとーく

天と自分が縦糸 横糸は出逢う人たち なにかの歌のようなことだけれど 織人と、こどもの名前が決まったとき 病院の牧師がそんなことを書いて聖書をプレゼントしてくれたのをおもいだす カフェの近所のyさんが息子の旅の話を一から聞きたいとスティルルームで3…

管 空洞 蜘蛛の糸 蚕

絵を見て言葉をイメージするという習作を最近つづけている。 蓋をあけてみると 全く知らない人のイメージがしっかりと絵とつながったり、季節とつながったりする 五感を超えた六感みたいなところで 言葉をおろすものだから 考えてしまったり自我がでるとたち…

五月礼讃

こんな季節のよい時期に私は怒りすら出ずに心ここにあらず。 いままで生きてきてみたことないようなニュースが目に飛び込んでくる。 そんなニュースがでたって日々平々凡々と暮らしてるじゃないか たのしく暮らしてるじゃないか それで損してる人は目に見え…

light

あたえられている力を十分につかえているか 白州次郎がきっかけで知ったnobless obligeという言葉。 多くを与えられている立場、力を持つものはそれを世のために使う義務がある 白州次郎はさておき 多くを与えられている人と比べて私は与えられていないから…

stillwater

庭の、ちいさなちいさなお茶の木。今年の新芽をお茶にしてほんの少し。 無色透明に近いそのお茶 驚くほどに薫ったのです。 水辺にいくと、とても生きた心地がするのはこういう「薫り」を生き物としての私が放つ瞬間があるからかも。 五感をひらいていなけれ…