かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

螺旋

日に日に おひさまの光を受けて 天へ向かおうとするエネルギー へその緒のように細く 柔軟にけれど丈夫に繋がる 天への糸よ . 螺旋のように のびては縮み . 心を 身体を . のびては縮ませる . . 縄をなうように 連なりあって柔軟だか強い 道標が 私と天の間…

創世記

いま まだ混沌として 天と地もわかれておらず名もない、 なにもない 状態の、 はじめのはじまりの状態に 長いと思ってたけれど 神様の目からみたら 永遠からみたら それはびっくりするほど 一瞬で けれどその一瞬も時がとまったみたいに 長くて 私には永遠に…

みえかくれする

点在する蛍の光 夜空にもそれがうつったかのように ちりばめられる 星座 蛍の一点一点も星座のようにつなぎたくなる 翌日 曇り空の下では蛍もみえなくなってしまった みえなくなるとき また みえてくるとき あちらこちらで 月がみえかくれするように そんな…

7は8から1をひく

毎週木曜にkey wordをきめて 友は絵を、私は言葉を紡ぐというのを ちょうどコロナ禍からはじめて 二ヶ月 交代にふっとおもいついたことや降りてきた key wordをテーマにして のち木曜にお互いだします。 絵に言葉をつけるでも 言葉に絵をつけるでもないのだ…

萩乃さん

萩乃というのは 父親が 私につけようとした名前だ 画数を調べてつけるなんてことはなく 多分雰囲気がいいと思ったんだろうけど 母方の祖母が反対して却下 (多分、は◯、とかいわれる、とかそんな理由) しかし 物心ついた頃には 祖母の俳句の名前は 萩乃で、…