かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

霜降

昨日 Liveの前に連絡がとれなくなっていた 友の死を知る 生きている不思議 死んでいく不思議 随分とあってなく 一月に連絡をとって その後返事がなく 病気というのは きいていて しんどいのやろうと そのままになっていた 共通の友人が 何か虫の知らせをかん…

すべてはことごとくよかった

創世記で神が すべてはとてもよかった とできあがったばかりの 世界に感嘆した、 その世界は いまだに美しく みにくさやくるしみ 汚染や憎しみが 横行している 世界も有りながら その中にでさえ 美しさを見出すことが つくられたものの 本質なのではないかと…

湖とうたう

いつかの友から手紙が粒子となって いや発酵してか 私のなにかと作用して 一番近いうみへといざなう 手紙の主は海をわたり 無意識と意識の糸を縫う https://ameblo.jp/mirumirumanimani/entry-12762754819.html そしてこうやって時限的にいつも作用してくれ…

草の原 

(写真・yutaru ) もう長く住んではいるがここまで くさつというところについて あらためて 考える機会はなく 20年も住んでいれば 思い出や思いいれも多少あり けれどというか結局のところ 湖、それもおおうみに続くところに その地があるということ 水を感…

万事休す 万事無事

またほったらかしにしてしまった 歯がはれている 痛い 歯が痛いのは身体の中ではほんの一部なのに どくどくと脈をうって わたしにうったえてくる でもこの前ほどの痛みじゃない 慌てて診てもらうもしばらくは多少なりと 歯とむき合うことになる 頭が痛かった…

秋を分かつ

圧倒的な愛を感じた あっという間の9月 わたしにとって秋分は その日ではなく なんとなく 9月と10月の間 湖辺に行くときめていた10月最初の朝 あの圧倒的な夜明けはそこにはなく けれどはかなくも穏やかに穏やかに ゆるやかな光のグラデーションを みたので…