かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

the weight

冬に友に急遽つれていってもらった 昔から存在だけは知っていたトラックザファニチャー スタッフをふくめて何もかも 趣味がシンプルで潔いよい ファンが多いのも納得 夫とあまりにでかけることが少なくて 今年は意識してどこかにいこうとなった 1回目 隣り合…

きらきら

見失いかけていた感覚を取り戻しつつあった春の日啓蟄のころ 写真されど写真 写真をみるまえに彼女の言葉にしばらく立ち尽くし 彼女の映像と声にまたしばしなきました ひとのあらわすもの形造るものはほとばしるそのひとの中に内在した宇宙 そのきらきらした…

anonymous

なんの肩書きも持ちたくない 以前は肩書きがいる、と思っていた いまは肩書きがあるからこそ それをおもてにだしたくない 本質で人と出会いたいと思うけれどそういうものがあるからこそ出会ったつもりになるし 少なくとも知り合ったりする 何者かわからない…

おはようおはよう

おはよう 今日もすてき なんてすてき わたしはあなたに あいにいく 手を繋いでいい? ときいてみる 勝手には繋がないよ でもとまらない 抱きしめる 抱きしめるよ 大好き 心の底から大好き あなたが 朝の風景が大好きなように 朝日に求めていくように わたし…

結露

こんなことで ないては こんなことで いきどおっては ここではやっていけない そうおもってふたをした ふたのなかの もやもやは そのうつわのなかで おられなくなり うつわがわれる われるうつわは かえがきかない じょうぶにあろうと われたことをむしする …

灯す器

灯す ここにいることは どこにいても 神様ご存知 だけど灯台のように きてください ここにいますと、 わたしは 灯す かみからの舟のようなつかいが その灯台をめざすように やってくる わたしは このうえない ゆたかなみずうみの 岸辺 あるいは ちいさな島 …

sounds of silence

・ 時間は決まっている 1秒の長さは決まっている 1時間の長さも決まっている 決まっているはずなのに 日の出と日の入りがめまぐるしく 音と光の点滅のように ときに激しく そしてときが止まったかのように ときに音もなく 静寂に 一定のリズムさえ刻まずに …

letter わたしからわたしへ

わたしからわたしへ (前略抜粋) 空虚になったとき どうにかしようとして 誰かに会ったり 何かで埋めようとして わたしは私の中の人とむきあえたかな (わたしはわたしに言わねばなるまい) だいすき 愛してる わたしがわたしにいう 大切な言葉 特別な存在 …