かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

roomfinalに寄せて

虫が喰ったようなちいさなちいさな覗き穴をのぞいてみる。 薄暗いベールに隠れたような先にある風景を眼をこらしてみてみる。 おぼろげに儚げにでも“それ”がみえたときの喜び 'そこ'にあるものは今はっきりとは現されてはいないけれど “みようとする心の動き…

forsputonik

森の奥深く一点の光瞳に映るその輝き 迷わないように漆黒の夜にカンテラがつるされている 中にはbar-tenderやさしいとまりぎへようこそ 冬ならば小屋の暖炉夏ならば焚き火 薪をくべながら瞳をとじてそのやさしいうたごえに耳を傾ける リズムよく 時折はぜる…

言葉と、言葉なきことへの糸

糸、というか橋 自分の中に言葉があるのか と問うとつまってしまうときがある というか詰まってばかりだ。 野口整体の体癖で私は骨盤型、と言われたことがあるけれど、まさに頭、ではモノを考えられなくて、下の方に降りてくるとようやく、言葉になる。 逆に…