かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

room

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クリスマスというと

わたしはいちばん最初のクリスマスを

想像する

 

神の御子のイメージとはうらはらに

 

馬小屋の決して衛生的ではない場所で

マリヤは普通ではない状況環境で出産しようとしている

寄り添うヨハネもまだ経験値の低い若い青年

 

社会的にもおおやけにできる状況にいないし

国の人口調査の関係で

旅に出なければいけない

 

 

往々にして

どうして?

なぜ?

ということが

社会にはある

 

クリスマスの賑やかさで街が

華やかになればなるほど

 

CMでのイメージやSNSの素敵な投稿みては

そこと自らの距離を

感じる

 

クリスマスの雰囲気はたのしいけれど

さみしさを感じることもあって

いやさみしさを感じるからこそ

 

ひとはさみしくないように

なにかしら仕掛けを整えようとする

 

人によってそれは違って

いろいろためしては

逆効果だったりしっくりきたり

 

人との往来がまたふたたびおきるようになって

ひとつひとつのことに消化のいる

わたしは

 

大きくうごいてはふとたちどまることもあり

 

ですが

やはりひとは居場所が必要で

かみさまは天にひとりひとりの居場所をこさえようとして そして

この世でも

居場所のない人に

居場所をつくるがために

 

居場所がない、究極にさみしさを味わうところにお生まれになったのではと

毎年思うのです。

 

そしてわたしたちが

どうして?

と思うようなくるしいことや

報われないと思うことを含めて

 

かみさまのなさることは時にかなって美しい

 

目の前のうつくしさと

時がかなってからの美しさを

時空を超えて観る練習と

 

さみしさゆえに

わたしも居場所を

居場所づくりをしたい

 

失敗しても失敗しても

これはもしかすると

さみしんぼうの使命なのかもしれなくて

 

 

そして

まちのどこかに

居場所あるような

 

まちづくりをしようとしている人たちに出会ったことし。

 

そんなことを考えた年の瀬でした