かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

万事休す 万事無事

 

またほったらかしにしてしまった

歯がはれている

痛い

 

歯が痛いのは身体の中ではほんの一部なのに

どくどくと脈をうって

わたしにうったえてくる

 

でもこの前ほどの痛みじゃない

慌てて診てもらうもしばらくは多少なりと

歯とむき合うことになる

 

頭が痛かったり

熱っぽかったり

 

何もないという状態のときは

感謝せずというかそこに意識がいかない

 

家からでて家に帰るというのも

あたりまえのようであたりまえでなく

 

急に万事休す、というか

止まることになって

 

いかに日々が感謝なのかというのを

知ることになる

 

何か一見しんどいことがあると

そのことにさえ

感謝するというのは

 

万事無事であることへまたもどる

近道であり

 

また橋

 

朝つぶやいたききなれない言葉を

 

夕方またいってみてる

 

万事無事

 

そして

万事休す

となっても

 

呪文みたいに

今度は万事無事といってみよう

 

 

今日も一日