かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

たびすることば2

angels いつもよりもお忙しそうな気がするわっかの中にいた木の天使でさえ飛び出した.みつけて拾った羽根はもしかするととおりすぎた天使のぬけおちた羽根かもしれない.誰が静かだといったの きこえぬだけみえぬだけ 大きなみつばさにわたしを包んでくれてる…

たびすることば

21日間お詣りをする、というのをききました。 お詣りに行かずとも なにかそういった決意と続けるということを、いましたいとおもっている やりたいことの決意を巡礼のようなカタチで やりたい 投函するがごとく 心の中を鏡のように巡礼する 井戸から水を汲み…

経験の旅の中で内面の旅を歩く

最もくらいときにこそ光はやってくる 深淵の底から、大きな変化が可能であると真実のメッセージがやってくる ジョセフキャンベル 神話の本を持って旅にきています 旅は足を運んでいくべきゲートが開かれたらいくところのようで、それでも 今回はいろいろな重…

天球の音楽

経線が五線譜のようにみえる まわると光が毎回オルゴールのように 夜明けの音楽 昼の音楽 そして日暮れ しんとしずまるように くりかえし くりかえし 音楽を奏でる くりかえすのに ただただ軸を正確に回っているのに 一瞬の風 一瞬の水 地を踏みしめる 人々…

つつまれるつつまれる

めをつむると どこまでがわたしでどこまでが あなたなのかわからなくなる 日が立つ とかく 音の君よ 門の中にある音よ はじめて大きな声で 世界に来たよと叫んだとき わたしはあなたと一緒になった 音をかなでたわたしは 音をつつんだ 花びらがひらひらと幾…

遠くの方でちかりと、灯り

今日用事の途中で立ち寄った雑木林、河川敷近くに植えた林のようで、森の中の小道には小枝がひいてある。歩いてみる。 (写真はいつかの夏の焚き火。焚き火もいいです) 今年は園のスタッフを夏からお休みしていて 秋の、というか一年で一番私が楽しみにして…

自分の中の無力という強大な力

調子が悪いと無力だという情けない気持ちによくなる。 この無力というのは一体なんなのかといつも悩まされる あれができるこれができる 、わたしは自分にできることを数えたい。 自分のできる術を増やしたい。 そして「できる」愛あふれる人がたくさんいるな…

そんなものは愛じゃない

ここのところ 愛があふれてるなあ、って思うことがたくさんある中で そうじゃないものをみてしまうことがある 一見あったかいような、心を開いてるような キャッチーだったり。でもそんなものには騙されないカナリアな人は、その欺瞞に怒りふるえる。 よかれ…

漂流からの祝福

宇宙 そこに「わたし」が浮かんでいる 私の前にも後ろにも美しさがあり 過去にも未来にも美しさがある 美しさという名前の宇宙に ぽっかりと浮かんでいる 何かを意図して着地していたはずが けれどまたいつのまにか わたしは意図を見失って漂流 自分の術はは…

ちいさな水たまり

いまでもよく覚えてる、娘が小さかったとき 極寒の2月に水たまりに入りたがってびしょびしょになったことを 興味があったら そこに入ることがどういうことか考えない おこられるかも?とか風邪ひくかも?とか なんのジャッジもなく入る。 長靴ですらなかった…

意を乗せた布

刺繍作家みるまにのあつこちゃんがいつのまにか宮古上布にも糸を刺繍しているという。 染織は若いときから惹かれつつも少し遠い存在 でも心ひかれる。単純にすき、っていうことだけじゃなくてそこに私が惹かれるのはいったいなんなんだろうと思い巡っている…

(この秋最初に茶の花が咲いた日) 花をそなえたりすること。 お墓参りや、命日と、花をそなえたりお参りに行ったり。 秋になると金木犀が香りだし、萩も遅まきながら今年咲きだしたり 夏の暑さのせいにして庭のていれをしてなかった 雑草たちを整理するとい…

とどけられた布

届けられた一枚 木がその布をつかまえる うごきのある風と 動かない木の対話 わたしからうまれた布を風がとどけてくれた と木がとどまることのない風に口ずさむ 天から刺す縦糸のような無数の光 わたしの手が横へ横へと 光から光へと渡していく 言葉のない語…

my policy

大したことじゃないけれど、あることで、お誘いが私には来ない、ということがありました。 そこにはどういう理由があるのかは、その本人にきかないとわからないけれど、 何人かには誘われてて、私には来ないということってまあたまにあります そこでわたしは…

月のない夜に

ちょうどこないだの満月に叔母が天に召されました 釈萩月という戒名 萩の花は、母たち姉妹にとって特別な花です。 私は山籠り、 ちょうどペルセウス流星群もみた夜、 こんなにも夜空をみあげることが普段よりも多かった直後に、 叔母のお通夜で お坊さんのこ…

山籠り かがみ

こないだハワイの方とお話ししたと書きました。 ハワイといえば、ホオポノポノだなぁ、とぼんやり考えていました この世の中では感情を揺るがす事象が近くでも遠くでもおこる 同じ現象であっても揺るがされることと揺るがされないことがある それはいいこと…

山籠り

同じ干支の、年齢は一回り違う友に誘われたときこれは行かないといけない。というインスピレーションが来ました。いわゆる直感というやつです。 そしてその場所は奇しくも友と同じ干支である寅がまつられている山。 そこはラグジュアリーなファスティングセ…

歌のうみへ

ハワイにすむヒーラーのような方に 出会った。 名前もはっきり覚えてないし、 たまたま行きたいところに行くだけで内容も知らないままに直観だけで参加。友だちに感謝。よくぞ私を誘ってくれた。 ハワイのパーマカルチャーをされてる方のお話会だったのだけ…

ひるまない

ひるまない 最近そういう言葉が自分の中からでてくる はずかしくなったり、自分にはそこまでいう価値があるのか。 とか もしくはそんなにやってもないのに、知ってもいないのに発言していいのか。とか。 私が発言すると、やっぱり違う意見もあるし、間違って…

うさぎの変容/たぬきは化けたのか

いないいないばあ など描いているせなけいこさんの絵本、 たぬきとまんまるおつきさん 先日よみきかせをされているcafeのおなじみの女性がたぬきの格好するから、これ読むねと、 着替えている間よかったら読んでほしいと言われ一日に2回読ませてもらいました…

ときはなつ言葉と波紋と

ここでわたしが感じた風 ここであなたが拾った記憶 水鳥が鳴く声が星座のように 点と点で繋がっていく その繋がりがまた ひとつの景色と物語をつくっていく 2019.5 chisakokita ::::: :::::: ::::::: どうもいままで通りにはいかないようです うまれかわるよ…

清明 はじめてにじがみえる

新緑の季節、みるまに 芽が出たとおもいきや葉が広がっていく あのちぢこまった姿や閉じているときの愛おしさはなんだろう。 開くと嬉しい、けれどさみしさが多少あったりなかったり。 なんでしょうね。 あったときには触ったこともないといっていた友人が楽…

言の葉

剪定というものをこないだ庭師の方に教えてもらったのです 整えていく道すじというものがあって全体の形、そしてどの枝をメインにしていくか、 こみあわないように切り揃えていく過程と、 外の芽、内側の芽、 平行枝、根元で切ることなど、一度ではなかなか…

手から手へ

手から手へ インドの食事 インドでは手で食べる 手でいただくと、食べるということへの 感覚が、親しく本能的になる気がする 食事の量も一度に アンジャリ二杯分といわれ 調べるとアンジャリとはたなごごろ、手と手のこと、、つまり合掌 気がつけば合掌の意…

ほうきが飛ばない

ほうきはそもそも飛ばないもので 言葉もそう思えば 何も浮かばなくてもよいのかも とはやる気持ちもそこそこに そうだあの人を助けようとしたキキが デッキブラシで飛んだように きっと私も不格好で結果的に弘法筆を選ばず、な感じになるのだろう まえへまえ…

渡り鳥

何も湧いてこない 何もおとずれてこない ズドンと鈍器のようなおもしが蓋となっている 暗闇と痛みだけ 重さとかなしみ 痛みさえ通り越して何も感じない とどいた手紙も封印されてきっと届かない 風だけが吹いている すすきの原を風が吹いている わたしはいつ…

小窓

今日、身体を診てくれる方がいて、その人はわたしに、 身体が気持ちのいい方へ やりたいだけ いやならやめていい とききながらストレッチのようなものをリードしてくれる 痛む部分が本当に治ってほしいのか、と細かくきいてくれる 痛みがささやかであって な…

ふたたび山へその3

〈松本散策その2〉 蕎麦やを離れて改めて街散策へ クラフト作家の三谷龍二さんはこの松本でクラフトフェアの主催?を長年されているときく。 昔から中村好文設計の小屋は憧れ中の憧れだけれどそんなところへ私のような一般人が行くことはならず、 けれどここ…

ふたたび山へその2

〈松本散策その1〉 基本、できるだけお金は使わない。年に数回しか行かない割に事前に山道具で毎回多少散財する。 山道具揃えたり、そこが楽しいとも言えるけれど、そこで散財するわけでなんとなく登山だけで終わる けれど全く運動せずに行った去年の強行(…

ふたたび山へ

〈旅する理由〉 こうも情報文明が発達し、そこに依存している私はあえて電波の届かないところへ行きたくなるという贅沢を味わいたくなる。 それもずっとでなくちょっとだけ 多分それは電波だけでなく、いま身を置いている場所からの逃避もかねている。 それ…