かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

本が読める体感

 

 

 

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こないだまで

 

使ってない頭をフルに使い

 

自然とおぼえるにまかせるのではなく

ひさしぶりに

いわゆる受験というのをやっていました

ようやく目処がたって

合格したのだけど一度で受かったわけでなく

脳みその在り方使い方が

普段とあまりに違っていまだリハビリ中

 

ききたかったラジオや本、映画を少しずつ

浴びている

 

読みたい本というのは多少そちらの世界に脳みそを?心を?シフトチェンジしなくては

いけなくて

詩をかくというのもどちらかというと

そちら側の世界の私なわけで

そこを

何というか、

勉強をしている日々は

 

受験勉強の在り方と普段の在り方を

例えるならジキルとハイドなごとく

行ったり来たり

そこをまあまあハードに行き来して

試験終わってびっくりするほどガタついた私。

 

 

勉強中、寝る前に読もうとしては1ページで夢の中に行ってしまっていた

ルグインの比較的新しい

ファンタジーの三部作、

ギフト、ボイス、そしていま読みかけている

パワー

 

 

自分では使わない脳みそがヒートして

私の世界観が私のものでは

なくなってしまう

恐怖

あたらしい価値観や新しい考えは必要だけれど

そのために

普段の私を否定することはない。

 

器用になりたいとは思う。

 

こちらの脳みそもつかいつつ

こちらの感覚も研ぎ澄ましていたい

 

 

落ち込みとかデトックスとか

そういうネガティブな表現でしか表せないけど

そうでもしないと

本の世界に入っていけない

 

落ち込み力があると言われたことがあるが

(それはほんとうに失礼な話だとは思うが

そこまでいかないとたどり着けない世界もある)

 

ヘルシーになればなるほどその世界観から遠のくような

けれど本当に落ちている時は

もうその耽美な世界ももうしんどい、、

と思う。。

でもその世界観にまた触れたい

そこが私の喜びなのだ

 

はてさて

現実の社会に生きようとして

いま勉強しているのは

わたしの本当の人生において

害なのでは

とささやく声もする

ここを越えれば

その技も使いつつ

 

あちらとこちらを行き来する術を

手に入れられるのではないかと

 

いまだ何ヶ月もたって

リハビリ的なアタマとすごしている。

 

 

#たわごとひとりごと