かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

光と踊れ

 

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わたしという存在が

ひかりのようなものであるなら

 

なにをどうしろというのだろう

 

わたしという存在の

意義がひかりのようなものであるなら

輪郭をたどり

何かを成したとしても

 

そこになにがあるというのだろう

 

日々授けられている

陽射し

あたたかみ

 

その熱のようなもの

その恩恵のようなものが

 

わたしの中にもあるというなら

 

いや、

ないと否定しようにも

もれでる光が

天からわたしに与えられた

光に惹かれる

 

惹かれる

ひかれる

 

光れる

 

わたしは光ることができるのだ

 

 

 

ちいさな光と

おどる

 

 

窓からさす光は

 

わたしの中にある

光に気づけと

 

いう北風と太陽

 

なにがいるというのだろう

それだけで

それだけじゅうぶん

 

おどるおどる

光と踊れ

 

 

おどるくらし

ワークショップにて

 

 

2023.4.14