かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

2017-01-01から1年間の記事一覧

うみうた

sallygarden.hatenablog.com この冬、踊り手である友人の企画で音楽と言葉と歌とダンス、そして絵。 Eの面白い手法でつくりだした言葉や絵や身体の動きができて 踊り手Eの出産前にライブをした。 うむひと というテーマで私はおりてきた言葉を朗読し、普段か…

おりとーく

天と自分が縦糸 横糸は出逢う人たち なにかの歌のようなことだけれど 織人と、こどもの名前が決まったとき 病院の牧師がそんなことを書いて聖書をプレゼントしてくれたのをおもいだす カフェの近所のyさんが息子の旅の話を一から聞きたいとスティルルームで3…

管 空洞 蜘蛛の糸 蚕

絵を見て言葉をイメージするという習作を最近つづけている。 蓋をあけてみると 全く知らない人のイメージがしっかりと絵とつながったり、季節とつながったりする 五感を超えた六感みたいなところで 言葉をおろすものだから 考えてしまったり自我がでるとたち…

五月礼讃

こんな季節のよい時期に私は怒りすら出ずに心ここにあらず。 いままで生きてきてみたことないようなニュースが目に飛び込んでくる。 そんなニュースがでたって日々平々凡々と暮らしてるじゃないか たのしく暮らしてるじゃないか それで損してる人は目に見え…

light

あたえられている力を十分につかえているか 白州次郎がきっかけで知ったnobless obligeという言葉。 多くを与えられている立場、力を持つものはそれを世のために使う義務がある 白州次郎はさておき 多くを与えられている人と比べて私は与えられていないから…

stillwater

庭の、ちいさなちいさなお茶の木。今年の新芽をお茶にしてほんの少し。 無色透明に近いそのお茶 驚くほどに薫ったのです。 水辺にいくと、とても生きた心地がするのはこういう「薫り」を生き物としての私が放つ瞬間があるからかも。 五感をひらいていなけれ…

地層

フランスと淡路島の横にある沼島の地層が繋がっていると、以前行った時にきいて驚いたことがある。 海があって一見隔たりがある海でさえ、 奥底でつながっている数千キロを超えたところで地層的につながっているときいて専門的に意味はわからずとも喜びを感…

ぼくの叔父さん

ジャックタチのぼくの叔父さんシリーズが好きだった。 フランス映画のお洒落さとコミカルさ。 立ち位置的には少し寅さんともかぶる? こないだ娘の友達がお茶をたててくれた。季節の和菓子をこれから一年続けて食べる、、という夢みたいな企画の中で、お茶の…

失敗は「失敗」じゃない

送ってきた写真 フェラーリ広場ジェノバ 2週間前からまたふたたび旅に出た息子とようやくそういう環境ができたみたいで電話で話した。いまはワイハイがあれば無料で電話ができるからありがたい。20年前のことを思うと驚く。 最初はエコツアーのスタッフhttp:…

普遍的なこと

ある方の文章で、 スローとは自分が生まれる前から、死んだ後にも残るだろう「信頼」とかかれていた。 書物を読んだり、旅をして全く自分と違う文化に触れる中で、自分の中にあるそういった共通の普遍性を発見する。 時代の流行りすたりを超えてのこっていく…

からっぽ

ここのところ妙にインプットしたり動くことが多くて言葉が出て来ない。 私の言葉よどこにいった、、? いまはインプットのとき それも大事 ふとからっぽになったときに言葉が湧いてくるのかも まるで充実してることがよいようなイメージがあるけれど、からっ…

ねむれぬ夜に

一つの心が壊れるのをとめられるなら わたしの人生だって無駄ではないだろう 一つのいのちの痛みをいやせるなら 一つの苦しみを静められるなら 1羽のよわったコマツグミを もう一度巣に戻してやれるなら わたしの人生だって無駄ではないだろう エミリ.デキッ…

すすむほうへ

お茶の手習いへ。 行ったら元気になるので、多少無理してでもいく、と決めています。 体調もあまりよくないそんな日でしたが、私のそんな思いが伝わったのか、その日のお茶は私の隅々を癒してくれました。 梅の茶。 白い梅のつぼみに湯を注ぐもの。 韓国のお…

四つの香

祈りについて解説をある牧師がしていた。 旧約聖書の時代は祈りをささげるとき、4つの香を携えて聖所に入る。新約の時代も4つの香のような祈りがあると。 Pray=祈り Pはprotest Rはrequest Aはadoration Yはyield 私が思うに順番も大事だと思う。 大変な…

うまれる人

かつての、 もう憶えていない 球体にいた感覚を。 、、、、、、、、 「わたし」はいま球体の内にいる。 否、外にいる。 制限のない宇宙に浮かんでいるようだ。 不安なのだろうか 安心なのだろうか 言葉にならない いつのまにか、気づけば「わたし」は 母の球…

苦楽園、夙川へ

あまり行かない近郊 ただぶらぶらしてても楽しい町、でも目的ないと行かない街。お会いしたその方と別れがたく、ともに歩く。 Kica フランスのアンティーク手芸小物など。 カフェスペースもあり。同行者の前感想どおりいいなあと思うものだらけだけど買うま…

心の庭

実はここ6年ばかり箱庭療法のようなものを受けている。 私には家庭というものがあるようでなかったからご夫婦でされているセラピーみたいなものに「父母」を感じて惹かれていったのかもしれない。 きつかったときには本当たすけられた 今回一年ぶりに、案内…

はだか/で/おどる

来月、うむ人と題して踊る友人の踊りと歌のライブがあり、先日ワークショップ形式でつくっていく、というのに参加。 身体の部位と、身体の動きを無作為に抽出してその動きをそれぞれ考える。 封印していた何かがでた感じ。言葉でも音楽ともちがう、身体を動…

cafe2

常に失恋状態だ というしょっぱなの友の言葉に 自分の中にあるなにかが共鳴してしまって、それどういうこと?ときくのだけれど説明できないという。 さみしさからはじめよう。というテーマの我が家でのブックトークカフェはまさかの本不在ではじまった。 「…

うむ人よ

12/23朝(for 2/11) 胎内の充実 たましいをもつ存在がたましいをもつ存在を内在する。 二重の悦び うみだす力、その生命を内在させる力はどこからくるのか ワタシノハハノ胎内デアナタハワタシヲカタチヅクッテクダサイマシタ ハレルヤ 誇らしげに膨らんで…

イロノのことば

そんな呪いのことばからはさっさと逃げてしまいなさい 劇中の、石田ゆり子のことばが年末深く刻みこまれた。 例えば私の場合、身体が大きいってことが固定して呪いのことばと現実になってる。 たまに集まる場で毒舌の人に心底憎くなるくらい落ち込んだときも…

cafe

20年くらい前(!)夫の実家にはじめて訪れたついでに金沢の街を歩いた。まだ21世紀美術館もない頃。いわゆる観光に興味がなく、未だに名所といわれるところはあまりしらないのだけれど、たいてい私はいくべきところには足が向くようになってる。 ふっと目に…