かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

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根が井戸掘りのごとく

水脈をほりあてては

水を得る

 

 

 

「草の雷」鳴は

 


音なき音

水を得た草木の

祝う音

 

 

ヘーンより

key word蕾、井戸

 

 

。。。。。。。。。。。。。。。

 

一緒にやっている相手からのkey wordこそ

実は私へのメッセージだったりする

 

つぼみ、蕾という漢字を

図のように感じる

 

音がするだろう

雷鳴は

草冠がついたとたん

 

内側では雷ほどのエネルギーを

世界に放ちつつ

ほぼひとには

きこえない

微かな音を

世界にはなつ

 

私の心についた蕾も

そうやって

きがつかないうちに

音をはなっている

ように感じる

 

そしてそれを

めにみえない

大きなかたが

まるで

世界に轟かせた大音量かの

エネルギーで

祝ってくれる

 

ちいさなことにみのがさずに

祝っていきたい

 

季節の祝祭は

かわりゆくことへの

みえないことへの

大いなる沈黙への

 

いきるちからへの

日々の工夫なのだと

 

いわゆるおまつりが

すくなくなって

いきるちからを

失っている人が

多くいるのには

因果関係がないとは

いいきれない。

 

まつりがなければ

日々自分の井戸から

草木に水をあげるように

くみあげては

水をまこう

 

それが日々の祝祭

祈り

メディテーション