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アフリカ旅日記
ゴンべの森へ
星野道夫
星野さんは写真もだけれど文章が大好きで、私の学生時代法然院近くのちいさなちいさな自然観察のギャラリーで個展をされててお目にかかったことがある。人柄は想像した通り文章そのままのあたたかい方だった。
たぶんそのちょうど直後にジェーングドールに会うことになってアフリカに旅に行った時の記録。
この新型コロナのpandemicにあたってよくジェーングドールの記事をみかけたので
思い出した本 .
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「人が旅をして、新しい土地の風景を自分のものにするためには誰かが介在する必要があるのではないだろうか。どれだけ多くの国に出かけても地球を何周してもそれだけでは私たちは世界の広さを感じることはできない。いやそれどころかさまざまな土地を訪れはやく動けば動くほどかつての無限の広がりを持っていた世界が有限のものになっていく。誰かと出合い、その人間を好きになった時風景は初めて広がりと深さを持つかもしれない」
アラスカの日々はもう旅ではなく
日々。旅ということの認識をかいているのが印象的。
チンパンジーを愛するグドール
クマを愛する星野道夫
こういう植物や動物たちへの愛にあふれている人に憧れる。
いつのまにか最近アフリカに惹かれてるような気がする。
地理にも疎いのでゴンべの森のあるザイールが
今のコンゴ共和国だということに改めてきがついた。
もし機会があればガイアシンフォニーにも亡くなられたあとの、星野さんを辿るドキュメンタリーがある。
福音館書店の写真絵本も名作がある。
#bookcoverchallenge #myrule #星野道夫