しんとしたところから
薄くも、味わい深い芽たちが
あらわる
淡い桃の色
淡い緑色
色はあるのか
と思うほどの微か
近くではわからない
一、一、の存在が
個々に
ひとつの木から顕れる
近くでわからないものは
とてつもなく遠くへ
みえないほど遠くへ
日々の生活でみえてなかったものが
旅先で気づくように
淡さの中で
透き通る水のような
しんとしたところから
薄くも、味わい深い芽たちが
あらわる
淡い桃の色
淡い緑色
色はあるのか
と思うほどの微か
近くではわからない
一、一、の存在が
個々に
ひとつの木から顕れる
近くでわからないものは
とてつもなく遠くへ
みえないほど遠くへ
日々の生活でみえてなかったものが
旅先で気づくように
淡さの中で
透き通る水のような