かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

t h e e s s e n c e

ハービーハンコックの比較的新しいアルバム(と思っていたが15年以上前にでたもの)を久しぶりにきいた、チャカカーンが歌っている(the essence )

 

いきなり

 

あなたは自分の数字をしっているの?

 

 

と歌い出す。

 

自分の中につきつめれば何があるのか何に長けているのか何に向かっているのか。

 

、、、、、、、、

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一年前にであった彼女は集まりの中でも奥の方で一心不乱に繕いものをしていた。その時は趣味の範囲だったようだけれど(すでに見た感じは趣味の範囲を超えていたけれど)一年経つとカタチにしていく彼女は絵画と刺繍展を開催した。

 

ありがたいことに期間中のちくちくカフェによばれて私たちのバンド、キペルスパピルスで演奏してきたのだけれど

そんな中でもずっと

 

チャカカーンの、私の中にあるnumberは なんなのかという問いがただよっていた。

 

いやnumberというかsignというか。

わたしの中にあるものを数値化したもの。算数のレベルですでに得意ではないのになぜか数学に惹かれるのは、記号として私がどんな風に存在するのか、表面的にみえるもの、DNAレベルで粒子のごとく細かくしたわたしは?とない頭で考える。

心で計算はできないものかと考える。

 

 

ただの紙片である「キペルスパピルス」に偶然もしくは必然に、文字のようなのが刻印がされていくように、問いをたてるときに向かっていく答えへの旅のようなもの。

そうだ、それだ。

 

奇しくも彼女、みるまにの個展の名前はたびたびなのだ。

 

みているまに、たびたび

みるまにみるまに、たびたび

 

 

魔法のことばのように唱えてみる

 

やっぱり輪廻転生は信じないが、それでも物理的に先祖からつづく命の連なりには数字のような羅列、エッセンスがあるはずだ。

 

親を否定肯定しようと、自分を否定肯定しようと、そこに連なる情報はしっかり存在しているわけで、こどものいる私はまた次へとエッセンスがつづいていく。

本質的なものは連綿とつづいていくのだ。

、、、、、、、

 

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青の問いに、緑で答える

 

昨日の個展のあったパン屋さんに置いてあった本を何気に開くとあった。

チベットの格言のようだった。

 

 

青に対する答えが青だとおもったら違うのかもしれない。

 

青に向かって旅する道中で出会うエッセンス。

そこが緑への答えであったとしてもその道中の旅の体験で私は満足を得るのだろう。

 

 

気に入った刺繍のブローチを手に入れて帰った。そこには数字の5のイメージの刺繍が。

私は問いをもちつつ旅をしながら5にむかっていくのか、

でもそれが着いたら3であろうと4であろうと構わない。

大切なのはその道中、旅のあいま、みるまに着いてしまうそのプロセスなんだろう

 

 

 

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#みるまに#キペルスパピルス#undertree#sowhats#イルチェロ