かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

 

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(この秋最初に茶の花が咲いた日)

 

 

花をそなえたりすること。

 

お墓参りや、命日と、花をそなえたりお参りに行ったり。

 

秋になると金木犀が香りだし、萩も遅まきながら今年咲きだしたり

 

夏の暑さのせいにして庭のていれをしてなかった

雑草たちを整理するといけたい花があらわれてくる

たくさん種類はないけれど

秋明菊もさきだしたり春とはまた違う静かなわくわくと共に秋をむかえる

 

そうやって意識を秋にむけだすと

父親の命日を迎える

 

 

たまたまなのかもしれないけれど

そこがわたしの喜びとつながっていく

 

供養、供養と言うけれどまずは自分を供養することですよ、だれかに言われた。

自分のために花を生ける

お茶をいれる

(最近は忘却甚だしく、誰に言われたか忘れる。いや言った本人もこういう

たぐいのことは忘れるかもしれない。)

父との確執ゆえに長いこと父の供養的な感覚に抵抗があったけれど、結局そうはいってもそれは自分にかえってくる。

 

土から離してまたいけると、生きだす草花は

まるでわたしが生きるよう。

 

そなえられた、人や空間、そしていけた本人も

生かされていく。

 

大切なことはとても身近で、シンプル。