風がさわやかで梅雨になるかならぬかの
季節
自らを祝う旅芒種編が
みんなのハナレという
草津宿場街の、少し離れた路地裏の
スペースで開催させてもらいました
草津に越してきて20年近く
大衆的なメガストアやチェーン店ではなく
自分が満たされるような個人的な
場所が増えればいいのにと願ってました。
みんなのハナレはたまたまたずねていった会でLiveをとお声がけくださり、ちょうど
ヘーンの本のイベントをしていこうと思ってた矢先二つ返事でお受けしました
当初は本の原画と言葉の展示と朗読とあわせて
Liveを、と思っていましたが
Live drawingも共にやることになりました。
drawingをするにあたっての彼女がつたえてくれたテーマが
「祈り」
そして
「祝福」
祈りとはなんだろうか
今回の出版イベントツアーの(になるのか笑
テーマにさせてもらった
「自ラヲ祝ウ旅」
私たちはどこかへいっては
自らを発見します。
他者をみては地方へ行っては
自分にはないとおもっていた青い鳥が
自らの内側にも近くにもあった
ということを知ります
そのようにあってほしいというのが
もしかすると祈りなのではないかと
この会が終わって感じました。
最後仕上がった drawingには
美しい草花を来てくださっている方々にお願いして供えてもらいました。
ああ
風がふいています
人と人の間に
かつて宿場町であった通りに
また新たな風がふいてます。
自分たちの住む町を
愛おしくなったひとときでした。
せっかくつくった本なので
本も知ってもらいたい
手にとってもらいたい
けれどそれ以上に
本を媒介として私が旅をしていけるのが
なんともなんとも幸福なのである
2022.6.5
Special thanks
みんなのハナレ 西澤さま
mula .labo 宮川あきこさんひいちゃん
アトリエイチイチ泉亜紗子さん
ギター喜多亮夫さん
かやつりぐさ 喜多千紗子