かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

睦月朔日

満ちてはかけていく


かけていくがみえないだけでそこにある。

月の満ち欠けは、月にいるのではなく、ここ(地球)にいるからわかること


たとえば朔日。なにもみえないけれど

あることを前提に希望をもって日々歩む。いつのまにか満月になる

みえるところにうつっていく過程を愉しむ


古来からの暦が新月からはじまるのは、くらやみからひかり

希望のイメージ


寿ぎたくなる、人の衝動。