かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

black bird story

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みるものすべてがまぶしくて

 

サングラスをかけて

夜のように

みるものすべて

自分をも夜にそめつけて

何度も何度も 色をかさねていく

何度も何度も

星空をきらめきと共に渡っていく

 

あなたの気持ちがわかるとはいえない

私の気持ちもわかるかしら

 

 

 

夜の染め液に浸かる

 

とりはいつのまにかよるにとけてねむりこけている

内に朝日が照らされている

夕がありあさがくる

夕がありあさがくる

誰もここでは私を見ていないと思っている

よるをとんだ鳥は

朝日に照らされる

 

違うものたちが繋がっているrace

忘れている地につたえていく

 

ワタリガラス

レースに星のかけらを縫いつける

わたしは黒く夜の鳥になったかもしれない

 

夕があり朝がくる

夕があり朝がくる

 

夜から夜へとわたる

 

けされた光

けされたこころ

 

そこにある星屑

かつての心を

ひろっていく

black bird 

わたしのことをいみ嫌う人もいる

あなたにはわたしのことなどわからないでしょうよ

とちいさな星屑は土ころとなっていう

ねえ!

わからないわからない

 

事実はあなたがどう思うが

あなたは

光り輝く星のひとつ

わかって

わかって

 

木が枝で休むかつての鳥は

黒くて美しくなく