かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

大きくしみわたってるようで一点のこと

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非暴力コミュニケーションに詳しい友だちが(ちゃんとこちらからきいてほしい、といわなくても予定が二か月も前から決まってる奇跡)

こないだの私自身の感情の取り扱いについて

いろいろな感情の名前をみながら

話をする。

先日あなたの内面にあるとおもうよ、

怒りが。

と別の友人に指摘されたものを浮上させたら

そういう感情が満ち満ちてきて

わあ、怒りしかないです。

と最初思ったのだけれど

しみわたってるその暴力的なほどの

面積の感情が

 

ぽたぽたとしずくとなっておちてくる

あなたの、それは〇〇ですか?

きかれるたびに

いいえ、とか

はい、とか

私の中の人と会話する。

 

そうだった、絶大的に自分の味方でいてね、と最初にこれ(非暴力コミュニケーション)を教えてくれた人はいってたっけ。

 

 

まさかの

わたしの名前をつけるとしたら

びっくりするような

感情が残った。

ほんとうに一点の、点のような

ものがほしくて

そこを拒否されたように

おもえたから

わたしの一点は、

(それがポジティブなものだったのに)

グッとマーブルインクのひとしずくのように

ぐるぐると混乱のもとに広がったのだ、

と分かった。

 

タイムマシンでその状況に戻ることはできないと思っていたけれど

不思議とわたしと、わたしのことだけであれば

戻ることができる。

あったことをなかったことにはできないけど

あああのときわたしは単純に「気楽さ」がほしかったのだな、とそのときの、がっかりして自分を否定したわたしに時空をこえてメッセージする。

 

ただしく怒りたいと思う反面、怒ってはいけないというわたしもいる。

 

家族にはなんだかいつも怒ってる、っていわれそうだけど、怒りってもしかしたら

ほんとうは表面的なものかもしれない。

そこを浮上させまいとするからほんとうの自分の感情がわからない。

わ、私怒ってる。とそことまず握手。

わ、わたしいま悲しんでるな、とそこと握手。

 

その下にはなにがひそんでるんだろう

あまりに認めてあげないと

どんどんその叫びのような感情はひろがっていく、気がする。

 

 

#キャラウェイ#ひめういきょう