かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

経験の旅の中で内面の旅を歩く

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最もくらいときにこそ光はやってくる

深淵の底から、大きな変化が可能であると真実のメッセージがやってくる

 

ジョセフキャンベル

 

 

 

 

 

神話の本を持って旅にきています

旅は足を運んでいくべきゲートが開かれたらいくところのようで、それでも

今回はいろいろな重たいなにかがあって本当に行けるのかと思いながらも完全に導かれていました。

 

 

美しい景色、旅にありがちな高揚感が伴われれば伴われるほど

自分の中にあるずんとしたものが重くなって重くなってとうとう耐えられなくなってしまい

ぱりんと音をたてて割れてしまいました

 

重くなるときは砕かれるのを待っているようなところもあります

 

その重いものというのは決して悪いものじゃなく

もうすでに私の中でさようならをするものだったのに

ようやく手放さないときだったかもしれません。

 

旅の間、時間があることもあって過去何年かを遡ってみる時間をとりました。

いまはクリアになりつつある過去の問題のわたしをみる。

その時のわたしに

いまのわたしが過去に遡って寄り添ってみる

十分によくやっているのに

十分に美しいのに

これではだめだ、これではだめだ

と責めている

そのタブローのようなひと時に、過去の状況に現在の私が

未来から過去のわたしに大丈夫だよ、と

伝えている

 

ぱりんと割れたのは一体なんだったのだろうか

砕かれた魂と、聖書にはあるけれど

砕かれる魂とは殻のことをいうのだろうか

新生していく時の脱皮のような

 

 

重いものは重荷ではなくてもしかすると殻だったのか。

 

その時はその時で必要だったんだね、と

自己のあり方を否定しようとする

私の殻。

玉ねぎの皮がむけるやうになるよ、

昔言ってくれた人もいましたが

わたしの皮は随分と分厚かったよう。。

 

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地球の外に出ない限り

どこを旅しても

普遍的な世界。

わたしの何かとつながっている

それは空の色だったり

雲のあり方だったり

水たまりだったり

 

生きてきて

私がなんどとみた曇と、その時の感情がまた

蘇っては消えていく

二度と同じ雲はないのだけれど

わたしの感情や感覚もそうやって流れていく

 

一瞬の絵画の

ような瞬間、瞬間が記憶のどこかで

かたまっていて

それがずっしりともう解き放たれたくなっていたのかも。。

 

すっかりとわたしのなにかは

ながれていき、そして夕暮れと同化していきました。

 

またその同化していったものが

夜の闇に、わたしのゆめの中にふわりと

あたらしい状態であらわれては、

目覚めの朝に、おはようとなにかメッセージを届ける。

 

人生とは旅の途中の目的と計画以外におこること。

 

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