かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

そんなものは愛じゃない

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ここのところ

愛があふれてるなあ、って思うことがたくさんある中で

そうじゃないものをみてしまうことがある 

 

 

一見あったかいような、心を開いてるような

キャッチーだったり。でもそんなものには騙されないカナリアな人は、その欺瞞に怒りふるえる。

 

よかれと思ってしたことも

相手の予想外の反応に唖然とする

ある時友達は

アドバイスは要らないと

いった。

 

そんなことはわかってる そんなことはわかってる!と

 

その人の話をきき、何かを言おうと言葉を絞った挙句のそれ。

私も唖然としたけれど、ほんとうにそんなものは要らないんだ。

 

ぐっといろんな気持ちが混在する中で

でもわたしはあなたが好き、って伝えたら

全部じゃないけどなにかがとけた。

 

アドバイスなんて要らなかった

それは愛でもなんでもなかった

 

(一応、愛のつもりだったけど)

 

本質的にそれが愛、になることもあるけど。

話しを聞いてほしいという人がいる。

わたしは一生懸命きくよ。

 

でもわたしが何か言おうとすると反発する

アドバイスみたいなきのきいたことは

そもそもできないはずなのに

その人の得たい「愛」みたいなものを

渡せない、って無意識になってしまってるとき

わたしはアドバイスみたいな無意味なことをしてしまうのか。

 

ただきき、ながせばいいのに

こちらのほうから何かをわたそうとして、

わたせきれなくなって縁遠くなってしまった人もいる

 

 

、、、

 

そんな個々の人間関係が「くに」とか地域とか、何かの団体になっていくとき

いかにスムーズにでいかにカッコよくクールで。って。

 

いいことしてもらってる。

便利になったこと。

コストカット、容量の良さ

 

ちょっとまって。

 

 

いかに効率が悪く

いかにカッコ悪く 

いかに普通じゃないもの

 

 

レールにのりきれなくても

違う道を掘りながら歩く羽目になっても

そこにわたしのエネルギー源があるなら

愛があるなら

 

消化不良な思考回路のまま晩秋。