かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

歌のうみへ

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ハワイにすむヒーラーのような方に

出会った。

名前もはっきり覚えてないし、

たまたま行きたいところに行くだけで内容も知らないままに直観だけで参加。友だちに感謝。よくぞ私を誘ってくれた。

 

ハワイのパーマカルチャーをされてる方のお話会だったのだけど

パートナーの方がとてもチャーミングですてきな方だった。

英語っていうのもあったので私の理解はいかほどかと思う。

 

その時私はにこにこはしてたけど、

完全に落ちている時で、底沼も底沼、ドボドボ底辺をはい泳いでいるような感覚。

息継ぎのたびに顔は笑うというような

 

もちろん楽しかった感覚もたくさんあったのです

でもその私をきつい泥がはねるたびに

どばっどばっとかかる。

それならやはり沼に入ってようと。

 

夢のようなうるおぼえの中で彼女が言ったのです。

 

人にはそれぞれのうたがある

癒しが必要な部分にうたが湧いてくる

一つとして同じうたはない、とのこと。(たぶん)

そして彼女がなにか英語でない言語でアカペラで歌ってくれた。

 

人には2つ、目があるけれどもう一つ、ひたいにあるのです、そこでみるようにしてます、、といわれて、私が、あ、第三の目でしょう?ときくと、

いいえちがうのよ、第一の目です、と。

 

もし誰もいなかったら

溢れそうになってるうたを

私は彼女とうたっていたかった

 

私にとってのうたは人前で歌うものではなく

もう一つの大切な目で見ることができる世界で歌うものだと、はっきりわかった。

 

こんなうたならずっと歌っていたい。

屋久島のいつかの森で鹿とうたったような

 

 

 

お別れする時

拙い言葉で挨拶したら、潤んだ目で

あなたの気持ちは伝わってますよ、と。

また出逢いたい

ワイ島もできれば行ってみたい

 

やはり帰宅して私はまだ泥沼にいたのだけれど、その沼は浅いほうがきつくて、泳げるほどに深いところへ移動する

 

深みまでいくと、

海も悪くないような

悪いどころか癒しに変換してくれるような