かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

ふたたび山へ

 

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〈旅する理由〉

こうも情報文明が発達し、そこに依存している私はあえて電波の届かないところへ行きたくなるという贅沢を味わいたくなる。

それもずっとでなくちょっとだけ

多分それは電波だけでなく、いま身を置いている場所からの逃避もかねている。

それが旅というのかもしれない。

 

気がつけば夏休みに入る前から調子を崩しだましだまししていた感情をなおざりにしていたのにも気がつかず、

この日記を書くことが治癒効果があるというの自明の習慣も忘れるほど。

一度、リセットするという言い方もあるけれどゆったり目に今回はテント泊だけでなく宿も取ったりして松本探索もたのしもうと決めた

 

旅とは賜るという古事記から来ているということを古事記研究の方からおそわったところ、自分をその場所へ与えてしまう(委ねてしまう)

ところでの効果ともいえようか。

ともかくほんとうに衣食住が整っているせいかつを得られてさらに、というのだから贅沢なことなのだけれど、やっぱりたびに出たくなる。

そして効果が十分に得られる記憶から再訪という保守的な行動でも

旅はいいものである。

ということで、また八ヶ岳だけれど去年にはなかった思い出を。