ここ数年ずっと聴き続けている
家で何度きいてもきいても飽きない。
我が家の床や壁にも染みてるんじゃないだろうか
もちろん私にも
ようやく昨夜base for rest でliveをはじめてきく機会を得た
「音に灯す」
生でなければ音楽を聴けなかった時代を想像する感覚
雲南の古樹の紅茶をいただく。
イギリスの古い歌を「いま」奏でる。
ねむっていたものがよみがえる
いにしえのお茶や音が、むかしはそれしかなかったろうそくの灯りのもとでいまうかびあがる。
目を瞑ると薪ストーブのあたたかさを手伝ってかいつもの音楽、自分の家に居るようだ。眠っているわけではないけれど眠りに近いよう瞑想のようなときもあったようにおもう。
Livingroomとはよくいったものだ。
いまを生きる場所、ここに在る感覚を育む場所。live演奏もその感覚をひきだすものなのかも
1つの曲の中でキャンドルが一本一本消えていった。
暗闇を感じてしばらく
またひとつ、またひとつ灯されていく
暗闇からまた光
この季節のテーマでもある
シュタイナー曰く、生命は夏よりも冬の方が活発だと。目に見えない部分、表面的な部分が伸びていく季節。
静かななかにこそ躍動がある。
わかるような気がした。
いまちょうど園では先生がいばら姫(眠り姫)の素話をしている。いま何故それをしているか気がついた。
灯り愉しむちょうちん祭りも明日。この感覚を無意識に得られる子どもたちは幸せだと思った。