かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

地下通路


草の根、って言葉があるけれどもっと深く、地下通路があるのではないか、と思うときがあります。

ここと、ここがすごく遠いのにさっとつながっている感覚。

一見、異なるものやむしろ真逆に感じる物や人とシンパシーを感じる。であった瞬間、道が貫通しているような。




地上の交通機関を使っているにもかかわらずどこでもドアよろしくその場にまるで地上の障害物もなくすっと到着するイメージ。

それは時空を超えて、20年かかって到着しても感じるときがあるくらい不思議な感覚なのです。



いくら同じ場にずっといても感じないのに、すっと到着したところで、あ、こことは地下通路で繋がってたんだと思う不思議さ。

昨日会った、しばらく会ってない友人とも(20ねんぶり、、)そんなことをおもった。道がたたれてると思っても繋がってたんだ

社会的な運動をしている人が連帯という言葉を使うことがあるけれど、連なる帯は大手のマスコミじゃないメディアで確認し人海戦術でツルハシをもってすすむがごとくゆるりだけれどつながっている。

いそがないといけない案件ももちろんある。あきらめそうになることも沢山、でも、こことここがスムーズに移動できる通路を先人が作ってくれていたり少しずつでもほっていったり。


表面的なことで右往左往しない。山を動かすようなことは目に見えない部分なんだといたく思った。