かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

与えられているものを

むかしの話だけれど20歳になったとき、高校の社会の先生から選挙行ってね、と電話があった。
当時、誰にいれても何も変わらない気がして、入れません。とえらそうにいった。いま思えば当時の先生はいまの私くらいだ。

いつからいくようになったのだろう

たぶんそれは家を出てからだ

育ったところをでてみて、当たり前に思ってたものがそうでないのをしる。
与えられているものを当たり前に思う。
でも実は違う

自由には責任が伴う

選挙権もそうだけれど、このくにで当たり前になっている平和は当たり前じゃないし、それも崩れそうになってきている。

私が変わっても何も変わらないと思わないで

ひとしずくひとしずくでは蒸発してしまいそうだけれど沢山のひとしずくにしていこう

それは大きな川になって流れを変えていく。