かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

起き、島

一度行くことがひらかれると縁ができるということなのか
ここ1年の間に4回目の琵琶湖の中の島。沖島。
なにかとよばれている。




今回は野生の茶の木があると、友人企画の茶摘みに参加してきた。


沖島の山が好きなのよ、とにこにこしたおばあちゃんが前日にもたくさん山に入って茶の葉を摘んでてくれた。

そのおばあちゃんもお嫁に来たときお姑さんがつくってた。。というおぼろげな記憶。(昭和40年くらいまではつくってたんだろうか。まさに高度成長の前。。)

でも釜炒りしたおばあちゃんのお茶は本当美味しくてなんというか、淡水のかおりがするようなあっさりしたお味。こどもたちもなんどもおかわりをする
(また、芋ようかんや水無月の手製和菓子が美味しい)

お茶が繋いでくれる縁。
忘れていたものがたくさんある島に、まだまだ宝が隠れている。