かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

under the tea tree

長いこと放置されている茶畑にいくと、きっと以前は丸刈りにされていた木たちの幹がのびて、上の方に枝や葉がある。その丈は人の身長ほどもあって、あずまやのような空間のところもあった。

茶の木から「私たちは本来こういう姿なんだよ」と居心地のよさでそれを知らされる。

木の下に身を置くこと、(人によっては海に入ることなのかもしれないが)そういう、本来の在り方は、人も可能だ、とおしえてくれる。