かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

つながる

たぶん、ゴールに思い描いていることが同じ。でもそれにむけて連帯して同じようにできなかったり、同じ場所にいるのにみんなと同じ気持ちなれなかったりするとき、他の方はどうされるのだろう。

趣味も似ているのに波長があわなかったりすることもある。


それが単に自分だけの問題だったらいいのだけれど、そのゴールに向かって共に歩もうと、決めた時。アクションしていかないといけない時。

わたしは自分の所在のなさに、力のなさに、違和感にズキズキしながら居続けてしまうときがある。

そこから去ってにげてしまってもそれはそれでズキズキざわざわする。


同じゴールに向かって自分のやりたいことを単独でもやり続けることなのか。
力不足を感じるからこそひとりでいることなのか。それともやはり仲間をみつけることなのか。



つながるというのは木が単独で植わっているようなもの。

同じ土壌のつらなるところで。


森林農法のことをちらっときいたことがある。

単一の植物だと農薬がいるようになるけれどさまざまな樹木があると互いに補って虫とも共存していけるときく。農薬も要らない。もともとそんなものは要らないようにできているのだ。


敵だとおもっていた、まさかの組合せでコンパニオンプランツになる。まさに仲間の植物。

きっと私はあわない、と思ってもしばらく待てば意外とあう場合もある。

なんだか煮えきらない心の動きだけれどやはり答えは自然の中にあるようだ。


今朝うぐいすが本鳴きした。

うぐいすは鳴く時期を心得ている。

私も鳴く時期を心得たい。