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かやつり草

日々の、おもいたつこと

花落つるとき

なにがそのものハイライトなのかわからない。咲いているときなのか、蕾のときなのか、はたまた地面におちるときなのか。朽ちていくときなのか。芍薬はつぼみの、きゅっとつまったときがすきだ。でも開いてきたときのそのボリュームに毎度おどろいたりする。…

生きる言葉を延ばすために

誕生日になると 何か目の前にメッセージがふとやってくることがある。 何気なく普段みない本棚にある大昔にいただいたちいさな詩集をひらくと目に入ってくる言葉。 、、、、 ひとが ひとでなくなるのは 自分を愛することをやめるときだ。 自分を愛することを…

ほんものはなおせる

何年か前のクーヨンという雑誌で松浦弥太郎がほんものはなおせる、とエッセイに書いていたのをとても印象強く覚えている。 松浦弥太郎氏は、物に対してもこだわりがある方だけれど、その話の中では物だけじゃなくて人間関係の話だったように記憶する。 ケン…

日本の庭には造形的な美しさだけでなく、精神的な感動がある

イサムノグチによるフラー彫刻 《「イサムノグチ宿命の越境者」よりメモ》日本の庭は多分彫刻ではないか京都こそ偉大なる教師庭は、空間の彫刻 日本の庭には造形的な美しさだけではなく、精神的な感動があるそう説明するイサムに「空間スペース」という概念…

「ひらく」と「とじる」

人、それも親族との集まりとなると私はどうも億劫になっていた。気持ちが閉じてるときはどうしても他の人がキラキラしてみえるし、波長もあわない。でもいつのまにか私が開いてるときがくる。過去の記憶のまま接していてあれ?というときがきたりする。 関係…

未来の地図

憧れでしかない、到底届きそうにない、と思っていても実際お会いしてみて、親しみやすさや、共通点を発見したりして、非常に励まされたことがあった。 同世代ですでに夢を叶えている友人たち。 のろのろとしている私としては眩しくみてしまうこともあるけれ…

旅の派生

前もって知識を得るよりも、実際に作品をみてから湧いてくる知識欲を大切にしたい。 行きたい場所はある程度設定はするけれど、そこについて詳しく調べないことが多い。イサムノグチ庭園美術館もそんな感じでたずねた。 案の定というかやはり沸々と湧いてく…

みる

美術作品を見るとき、とくに抽象的なものは、心に作用してくると思う。 ジェームスタレル然り、マークロスコ然り。 しかし創造された者のつくるものは所詮創造された被造物を超えることはできない。 海に浮かぶ島にある作品を見たあと海岸べりまでいくとその…

地上に存在しているものはそれだけで祝福であるか

内藤礼のことばより ーーある場合に、「見る」ことは「認める」ことでもあり、それはまた、「それはそれであると思う」ことだと思うのです。 「それはそれであると思わないのではない」のです。 私の「見る」働きかけと、対象からの「見る」働きかけが同時に…

彼岸明け

今日は満月で、和暦手帖を紐とくと、今日は彼岸明け、なのだそう。 17日が彼岸入り、20日が彼岸。そして23日今日は彼岸明け。そして手帖には、友人との交流から、新たな視野が開かれていることに気づくとき と記されてました。彼岸という言葉を含めて、どう…

私たちは失敗者でも失格者でもない。

The Inner Voice of Love HenriNouwenより 私たちの心の中には現実に痛みがある。 自分の本物の痛みだ。今ではそれは避けたり、無視したり、抑えつけたりはできないこともわかっている。私たちにばらばらになってしまった人類と一致協力して生きる義務をおし…

木の芽どき

ちゃんとつながるところとつながれば力は無尽蔵にあるということを人ととの関係で忘れそうになることがある。 うばわれた/そこなわれた/ 傷ついて、そう思う自分を否定する必要はないけど、その時点で自分の力にはlimit制限があることを認めてしまう。私には…

つきのはじまりから

やれやれ身体の動き。心の動き。新月とともに私の身体心も今回は「でた」感じ。普段だったら流せることにも怒ってしまったり、不安に思ったり熱も出てしまった。なんだろう海にいくと、満潮と干潮によってあまりにもかわる大地の姿。それだけ月の満ち潮に影…

rooms

“14:1「あなたがたは、心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。 14:2わたしの父の家には、すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそう言っておいたであろう。あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。 14:3そして、…

つながる

たぶん、ゴールに思い描いていることが同じ。でもそれにむけて連帯して同じようにできなかったり、同じ場所にいるのにみんなと同じ気持ちなれなかったりするとき、他の方はどうされるのだろう。趣味も似ているのに波長があわなかったりすることもある。 それ…

湖国に来る?その2

実は先週沖島に行ったので、なんだか湖づいてます。いつもの風景を船内から眺める非日常古き良きアメリカのイメージ。 続きまして信楽へ。 私にとっては馴染みの場所。すきなカフェあわいさhttp://www.biwako-visitors.jp/gourmet/detail/25696 を横目にずん…

湖国に来る?その1

ココクールという滋賀のよいものよいところを紹介する企画モニターツアーに参加してきました。 おとずれた場所を紹介することになったので、少しずつ。 参加していた方は老若男女滋賀の方がメイン。ユニークな方ばかりでお話しがたのしすぎました。 まずは東…

still/room

文化の発電所という言葉を何処かできいたけれど、ここはほんとうにそういうところだ。ローカルよりもさらにローカル。 地域性の中にある、自分がすっと自分でいられるところ。まさに、still/room熟成された"わたし"ができる場所(stillroomとは保存食を作っ…

睦月朔日

満ちてはかけていく かけていくがみえないだけでそこにある。月の満ち欠けは、月にいるのではなく、ここ(地球)にいるからわかること たとえば朔日。なにもみえないけれどあることを前提に希望をもって日々歩む。いつのまにか満月になるみえるところにうつ…

room

いつもお世話になっているスティルルームで、ビオラ奏者、優子さんの企画シリーズがはじまります。一回目のゲストによんでいただいたので、今日も優子さんと織りなすものになにがうまれるか、いまから楽しみ。 銀河鉄道の夜からはじまるひととき。あの曲、こ…

こころ

わたしのこころは湖水です どうぞ漕いでおいでなさい 沢知恵さんが古い韓国の詞を日本語に訳して作曲したものだと知ったのは、うたいはじめてから一年以上たった頃だろうか。 メロディといい、湖水がでてくることばといいとてもしっくりくる。湖のあるところ…

西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ(梨木香歩著)という少しどきっとする本に出会った同じ頃、ガイアシンフォニーの映画の券をもらって観に行った。もう20年は前だ。 ドキュメンタリーでとりあげられている3人の人の中で無名の、このおばあさんは一体誰なのか? ダライ・ラマ…

くりかえしのリズム

四季のめぐり、1日のめぐり日が暮れて朝が来るくりかえしのリズムに安心する心地、シュタイナーのいうところの うまれてきてまもない7年間はそういうくりかえしのリズムに安心する。人間の根源的な欲求というか、安心感なのかもしれない。先日言語造形の先…

あんらーん、あんすくーる

こないだの秋、ソーヤ海くんという人と話したとき、サテイシュクマールさんの話になった。サテイシュクマール氏については私は詳しくないのだけれど、ソーヤ海くんがサテイシュさんからきいた、アンスクーリングという言葉がずっと響いている。 サティシュさ…

大いなる沈黙

http://www.ooinaru-chinmoku.jp/DVDをコレクションするタイプではないのであまり買うことはないのですが、これはでたら手元においておきたい映画でした。中学生の時にみたバベットの晩餐以来です。映画マニアでもないので詳しくないのにどうしてこうもマニ…

新しい心

細かいことに繊細な目を向けて生きることだ季節の花、石に落ちる水の音、暮れなずむころの気配などにそうすることで自分が大きくなれるからではない自分を超越する者と調和して生きられるようになるからだ岡倉天心「茶の本」 決して器用でないが、いただいた…

源にあるモノ

少し前の秋のこと。すてきな収集や絵小学生である友人のおこさんの展示ご両親の思いもつまった石や漂流物の標本のコレクション。キラキラした展示だった。展示することの意味も考えたひと時だった。親とこどものセンスが重なるとは限らない。違う人格だし、…

つむぐ/つぐむ

長年ホームスパンをされてる方にお会いする機会を得て、ひさびさに羊毛を紡いだ。機械の紡ぎ機ははじめてで、最初は機械に対して恐れがあったのか、ぎこちなく慣れてきてスムーズになった。 言葉を紡ぐという そして、言葉をつぐむともいう言い方もする。 言…

巡礼ということ

先人が歩いたところを祈りつつ歩く 行為を巡礼というのだろうけれど、 私の行く先は、無意識にここのところ巡礼のようだな、と帰ってきてから思う。 墓参りや供養という言葉が私は苦手なせいか故人を偲のぶのにそういった行為でなくてもいいのではないかと、…

くにのはじまりとされている地へ

普段通りすごしているとこの国が島国であることを忘れてしまう。ちいさなところでくるくるとすごしている。遠くに海はみえないし。 ふと日常から少し離れて島々の連なるところへいってきました。とてもちいさな島、沼島。古事記によるとくにうみの場所とされ…

冬支度、冬の悦び

ずいぶん前に家族がつくってくれたキャンドルホルダー。チェコの切り絵。クリスマス風なのにわがやでは一年中おいてあります。。でもやはり、冬に目につきます。暗闇から光がうまれるとき冬至は光の祭典。北欧の、ヒンメリというわら細工があるけれどヒンメ…

家の庭とかく

立冬すぎてicebergが咲きました。嬉しい20年近く好きな作家梨木夏歩さん。そのひとつに裏庭というファンタジー小説がある。裏庭っていうのは表向きの庭ではなくて家族だけのプライベートの庭のことらしいのだけど(日本では現実的になかなかむつかしいな)フ…

root

今住んでいる滋賀は祖父母の家があるところでした。休みの度に「いく」場所だったのがなんというか縁で結婚して住みはじめて早10年以上。滋賀の坂本。坂本にはお墓もあり、度々訪ねる場所ではあったのだけれど、私にとってなにもなく訪ねるところではありま…

音楽、本来の意味

Being であること ただのわたし ただあるということ 先日、といいながらもう半年以上も前。私の中ではまだまだ新鮮な記憶です。 内田輝さんのグラビィコード なかなかいくことのできないお山の上のギャラリー、arabon 。観客はなんと定員5名。そしてたった3…

peaceful time

Stillroomという単語を知ったのはたしか暮らしの手帖の記事だったか。 stillroom 保存食をつくる、キッチンとは別の場所のことばなのだそう。 Still とは静謐な、とか静物画の意味もあります。主夫/主婦の夢のような部屋。私のイメージはなんとなくサンルー…

夕があり朝がある

聖書の創世記に「夕があり、朝がある。」というくだりが世界をかたちづくるときの最初の7日の毎日の出来事の最初にある。1日の初めは朝なんだしと、どうして夕があり、朝があった、なんだろうと読みながら思ってたときがあった。朝、一日のはじまりに起きて…

金木犀

立冬といえどもまだまだ秋を楽しみたい。紅葉は逆にこれからが本番なのでしょうか。たべものをシロップづけにしたり、干したりするのは食べ物を長く楽しみたいという知恵ではあるけれど、その中に季節の余韻を楽しむということも含まれてるんだろうと思う。…

立冬から

はやくも暦の上では立冬と知り、初ものの柚子がおくられてきました。(写真は昨年の茶教室のもの。一年経つのは速い。のです。)徒然なる言葉をかきとめること。知の巨人、ソクラテスがいったとかいわなかったとか。自分の中にある汲めども汲めども絶え間な…