かやつり草

日々の、おもいたつこと

言葉

callmyname

自分の中に沈んでいる、幼いころ呼ばれたなまえを呼んでみる はなびらが一枚、一枚と散るように 散らぬともその隙間から見え隠れする おさないころのなまえ 呼ばれるとこそばいような いたいような、けれど懐かしいその名前をそっと自分で呼ぶとき 最初のこ…

踊ル暦 穀雨 4/29

雨が花をつれてくる そういったのは誰だったか ふってはやみ、ふってはやみ 雨の、ふりつづける水分を 土の熱が蒸気へと したからうえへいこうとする 動き そしてうえからしたへおちていく 動き 田んぼのかこいと、湖に続く境界が、もやとして ぼんやりと淡…

踊ル暦 清明4/10

しんとしたところから 薄くも、味わい深い芽たちが あらわる 淡い桃の色 淡い緑色 色はあるのか と思うほどの微か 近くではわからない 一、一、の存在が 個々に ひとつの木から顕れる 近くでわからないものは とてつもなく遠くへ みえないほど遠くへ 日々の…

踊ル暦 3/20春分

はじまりのゼロ (ゼロは1ではない) 無は有るということへの期待もしくは内包 円 おわりがまたはじまる 眠っていたものがおきだす 土の中 死に向かっているのか生にむかっているのか有にむかっているのか 無にむかっているのか 拡散と収縮の環 芽吹く木々を…

water of January

年の暮れからどうもこのメロディが離れないボサノヴァという名前の自転車との出会いからやらねばならぬ、と息子が急にイパネマの娘という曲のギターをやりはじめてからあらためて私もまたボサノヴァをききだした。小野リサからはじまって、父親のもっていた…

スカボローフェア

スカボローフェア この歌の旋律と歌い継がれるのは香りなのだ すでに過去にかいだ記憶の中で、いままでにかいだことのない香りが自分の何かとリンクしていく 何かのまじないのように その香るものを口ずさみ想像する ああうれしい、という気持ちのとき。 あ…

space

結局のところ 空間を空けることがたいせつで 満たされることだけが 世の中重要視されているが わざわざの、 瞑想祈り、の時間を持つ。 日常の中の わざわざの、非日常。 日々の雑然とした中の聖域。 花は野原に咲いているのに わざわざ摘み取って飾る、その…

roomfinalに寄せて

虫が喰ったようなちいさなちいさな覗き穴をのぞいてみる。 薄暗いベールに隠れたような先にある風景を眼をこらしてみてみる。 おぼろげに儚げにでも“それ”がみえたときの喜び 'そこ'にあるものは今はっきりとは現されてはいないけれど “みようとする心の動き…

forsputonik

森の奥深く一点の光瞳に映るその輝き 迷わないように漆黒の夜にカンテラがつるされている 中にはbar-tenderやさしいとまりぎへようこそ 冬ならば小屋の暖炉夏ならば焚き火 薪をくべながら瞳をとじてそのやさしいうたごえに耳を傾ける リズムよく 時折はぜる…

言葉と、言葉なきことへの糸

糸、というか橋 自分の中に言葉があるのか と問うとつまってしまうときがある というか詰まってばかりだ。 野口整体の体癖で私は骨盤型、と言われたことがあるけれど、まさに頭、ではモノを考えられなくて、下の方に降りてくるとようやく、言葉になる。 逆に…

good morning

茶の花 Here on the pulse of this new day You may have the grace to look up and out and into your sister 's eyes and into your brother 'a face, your country and say simply very simply with hope Good morning Maya Angelou 英語圏の人にとって挨…

八つの話 .8

'一雨' 雨の跡潤された森の中で私は一枝折りそれを道標にしたその枝からひとしずくひとしずく苔むしったところへ雨が垂れていくその場所で、またそこから流れて大きな流れになることをその雫は知ることもなくただただ大地の力にゆだねていく 私の足音がしば…

八つの話.7

'親しくなる' 山葡萄が届いて夏の八ヶ岳の記憶が蘇る。あのストーブはもう毎日炊かれてることだろう。 、、、、、、 近づいてみると遠くなるような気がして 憧れのままで距離を置いておくものがある 山のようにそんなものはあって けれど興味のある分野はた…

灯すこと供えること

10月1日 父親の命日だな、とはじめて意識しつつも7年たってもやはりそのまえはやたらと心身の調子が悪くて、今ようやくぬけているところ あまり眠れず2時すぎにおきてはろうそくを灯す。秋は特にいただきものや、森や庭でなるものがあって とっては飾ってみ…

八つの話.6

'人生の装備' 石川直樹の本で装備、がタイトルに入る本がある。 また違うけれど昔読んだ池澤夏樹の本でもスティルライフというのがあった。 ミニマリストというのも流行っているらしい 最小限の、けれど生活できる範囲で自分らしさをつくりだすこと。 山行は…

t h e e s s e n c e

ハービーハンコックの比較的新しいアルバム(と思っていたが15年以上前にでたもの)を久しぶりにきいた、チャカカーンが歌っている(the essence ) いきなり あなたは自分の数字をしっているの? と歌い出す。 自分の中につきつめれば何があるのか何に長け…

月満ちる/一本の木

2017/9/8 満月マルシェのつくりかた出版記念パーティーにて 聖なる予言という20年以上前に流行った本を友人が読み返しているときいて私もまた読みたいなと思い出していたがその中でコインシデンス、偶然の一致という話があったと記憶している。いろいろなこ…

八つの話.5

'rebuilding center' 「私はあなたを建て直す」*1 「棄てられた礎に建てる」*2 ある意味私も、そして夫にとってもテーマになる言葉だと思っている。 八ヶ岳の帰り、きっと夫がすきであろう諏訪にあるリビルディングセンターなる場所をみつけ足をのばした。 …

八つの話. 4

'目を瞑る' 不思議とこちらから近づくと偶然が重なるというか、むこうから、そうだよ、いまはそのときなのかとおしえてくれることがある。 、、、、、、 ついこないだ目が本当にみえなくなってしまった。 それも瞑想の会に参加して翌日。 いまも文字をみない…

八つの話. 2

〝本と栞〝 栞の語源について言及している人の文を読んだ。 栞は 枝折り からくるらしく、 道中道しるべに枝をおりつつ山の中を歩いていったことが語源で本の栞となったそうだ。 そんなことを思いながら山を歩いていた。私ならとうてい枝を折るくらいでは迷…

八つの話. 1

"隠されていたもの" 何度なく通った山道 夏になるとキャンプしにいく山道。 登山口近くの沢で銀龍草をみたという人と山でであった。その植生については詳しくないけれど雰囲気からしてとても湿気をもっている 高山植物の類になるのかもしれないけれど、見る…

ちいさなひかり

人とくらべるのはよそう、と思った夜 大きく火を灯して行動していく人 ちいさく密かにおもい続ける人 秘密保護法、、共謀罪、、、自分の中でたいせつにしているものと対峙して違和感を感じるもの 頭をかすめて/都合のいいようにたいせつなものをかすみとられ…

70

70を迎えたばかりの細野さんと! (私、細野さんの頭の上の方にかすかにうつってます。。) だれかの熱烈なファンというのになったことがない。中学生のときもアイドルにはまったこともなく何人かのミュージシャンが好きでよくきいてた人はあるけれと、ライ…

i am lonely but not alone

以前出会った、さみしいかしの木という歌。歌詞はあの、やなせたかしさん https://m.youtube.com/watch?v=m0-Bi4QcpXQ 風のような友人と、水のような友人と一緒にいたとき、木のようだ、といわれた私は、そのとき自分を認められなくて、風をうらやましく水を…

夏に至る

今日は 太陽と月の巡りの中で、1番日照の長い日。 夏至。 実は梅雨どきで冬至よりも光がすくないともいわれているようです。 その夏至と、冬至に近い日にtreeのちいさなマーケットはあります。 特に普段から出店とかしてるわけじゃないのに、ゆるくそのとき…

スケッチ効用

結局のところ 縫い物の集まりだろうが湖岸でスケッチだろうが、そこに来たいという思いと横の繋がりの中で相手の心や自分の心から染みでるなにかをスケッチするわけです。 今日は最初からそもそもそんな感じで他の参加者みたいに湖岸に出向いたりして風景を…

蛍 水田 満月 数種の蛙音

つーっと飛びかう蛍の光 満月のうつる 水田 なんとなく手をあげて目をつむる。 歩いてはたちどまり歩いてはたちどまり 人の手がほどよくはいった 自然の中 身体と心が調うが人と里山のバランスのよい証拠 美しい音 美しい空気 美しいと感じることに心寄せる…

無題

岡真史の詩と出会う 実はその詩とはすでにすれ違っていたのだけれど ちょっとうまくいかない今日 ああ、と思っていたら 私の心に入ってきた。 敬愛する歌手、波多野睦美さんが、音楽家高橋悠治氏は詩と音を結ぶ音楽家だ、と。 高橋悠治が作曲もしている岡真…

おりとーく

天と自分が縦糸 横糸は出逢う人たち なにかの歌のようなことだけれど 織人と、こどもの名前が決まったとき 病院の牧師がそんなことを書いて聖書をプレゼントしてくれたのをおもいだす カフェの近所のyさんが息子の旅の話を一から聞きたいとスティルルームで3…

light

あたえられている力を十分につかえているか 白州次郎がきっかけで知ったnobless obligeという言葉。 多くを与えられている立場、力を持つものはそれを世のために使う義務がある 白州次郎はさておき 多くを与えられている人と比べて私は与えられていないから…