かやつりぐさ

綴文字 紡グ詩

2018-03-09から1日間の記事一覧

仮の住まい

月の明るい風の夜に 魂を、その仮の住居から遠くへ運び 目は光の世界へさまよわせる わたしの一番のしあわせ わたしが消えてほかになにもなく 大地も海も、雲なき空もなく ただ魂だけが無限のひろがりを 駆け巡る時こそや エミリーブロンテ